診療科・センター・部門

医療情報部

医療情報部について

兵庫県立淡路医療センターは病院全体として医療のIT化を積極的に推進しています。

その中で医療情報部は電子カルテや院内外のネットワーク、ホームページや画像配信システムなどを診療のために運用する実務部門として、また方針決定組織である医療情報部会の事務局として設置されています。

目的

我々は
1. 患者様の安全性向上に役立つこと
2. 患者様、医療者双方にとって快適な環境を実現すること
3. 医療の質の向上に役立つこと
4. 病院経営の改善に役立つこと
の4つの目的のため従来の紙やフィルムによる運用を電子化してシステム化し、病院運営の質と安全性を向上させることに取り組んでいます。

採用システム

2013年5月の新病院移転時に基幹システムとしてNECのMegaOakHRを、重症系システムとしてフィリップスのFortec ACSYSを導入し、これらに放射線画像システムPACS、手術支援システムORSYS、医療画像システムClaioなど各種部門システムをリンクさせて統合的に運用しています。

今後の目標

1. 院内LANを用いたEラーニングの導入
2. 甚大な災害時に備えた医療情報の完全バックアップと復旧体制の構築
3. 電子カルテや部門システムの次世代へ向けての更新
4. 強固なセキュリティの下に院内全体の無線LAN化

最近のIT技術の進歩は医療においても毎年大きな変革をもたらしていますが、私たちは本質を忘れることなく、より安全で高い質を持った医療を追求して行きたいと考えています。

文責:松岡 英仁 部長(医療情報担当)