診療科・センター・部門

歯科・歯科口腔外科

概要

当センター歯科口腔外科は、地元歯科医師会や地域住民の要望に応え、島外への通院が必要であった口腔外科疾患の治療を島内で完結させることを目的に1991年に開設されました。開業歯科医院では対応困難な口腔外科疾患を診療対象にしています。歯科口腔外科として淡路島唯一の入院可能な施設であり、全身麻酔下での手術や入院管理下での治療を積極的に行っています。

主な対象疾患

口腔顎顔面外傷、顎関節疾患、歯性感染症、嚢胞性疾患、口腔粘膜疾患、口腔腫瘍、唾液腺疾患などの口腔顎顔面領域の疾患に対し、柔軟に対応できるよう努めています。

当科の特色

1.全身疾患を有する患者に対する外科的治療を行っています
高齢化がすすみ、全身疾患を有する患者の歯科受診機会が増えています。心疾患、脳血管疾患、糖尿病、喘息、薬物アレルギーなどは抜歯等外科処置の際に十分な配慮が必要です。当科ではかかりつけ主治医と連携し、全身状態を把握した上で必要に応じてモニター類の装着や点滴を行いながら安全な外科的治療を行っています。より重篤な疾患をもつ患者には短期入院での治療もおすすめしています。

2.障害をもった患者に対する歯科治療を行っています
障害のため、開口や体位維持が困難な方の専門外来を設けています。全身麻酔下での歯科治療も行っています。

3. 歯科恐怖症や嘔吐反射の強い患者に対して鎮静下での外科的治療を行っています

4. 睡眠時無呼吸症候群に対するマウスピースを作製しています

5. 顕微鏡を用いた外科的歯内療法を行っています

6. 周術期における口腔機能管理を行っています
がん患者などの全身麻酔下手術や化学療法、放射線療法前後に口腔機能管理を行うことで、術後の肺炎や口腔内有害事象の軽減が期待されています。2012年から周術期口腔機能管理として保険収載されました。当科では専門外来を設け、入院、外来患者に対応しています。

7. 救急医療体制が確立しています
口腔顎顔面外傷および急性歯性感染症への対応に努めています。

8. 歯科医師臨床研修施設として歯科研修医を受け入れています
当院は臨床研修指定病院として認定を受けており、2022年までに19名の研修医が巣立っています。当院での研修目標は、歯科技術の習得だけでなく、他職種連携や病診連携を通して歯科医師のもつ役割への理解を深め、生涯にわたり医療人として成長し続けることのできる土台作りにあります。

地域医療機関の先生へ

歯科医師会を中心とした地域の医療機関との病診連携がすすんでおり、当科での治療後は紹介元医療機関への逆紹介を原則としています。2次医療機関として口腔外科疾患を診療対象としていますが、その限りではありません。病院機能を活用して様々な症例への対応が可能です。事前のご確認やご不明な点がございましたら歯科口腔外科外来まで直接電話にてご相談いただければ幸いです。

診療実績

歯科口腔外科 入院

2021年2022年2023年
悪性腫瘍461
良性腫瘍245
炎症332829
嚢胞392124
外傷331
粘膜疾患022
有病者歯科413154
インプラント000
顎変形症000
その他655581
総数187148197