診療科・センター・部門

歯科・歯科口腔外科

概要

当センター歯科口腔外科は、地元歯科医師会や地域住民の要望に応え、島外への通院が必要であった口腔外科疾患の治療を島内で完結させることを目的に1991年に開設されました。現在まで一貫して、開業歯科医院では治療が困難な歯科疾患や口腔外科疾患を診療対象としています。口腔外科として淡路島で唯一入院施設を有しており、全身麻酔下での手術や入院管理下での治療を積極的に行っています(2019年入院患者数249名)。

主な対象疾患

外傷や顎骨骨折、顎関節症、歯性感染症、嚢胞、口腔粘膜疾患、口腔癌、唾液腺疾患などの口腔顎顔面領域の疾患に対して、質の高い標準治療を提供できるよう努めています。

当科の特色

1.全身疾患を有する患者に対する歯科治療を行っています。
高齢化がすすみ、全身疾患を有する患者の歯科受診機会は増加しています。心臓疾患、脳・血管疾患、糖尿病、喘息、薬物アレルギーなど、歯科治療とくに抜歯の際には十分な配慮が必要です。当科では、かかりつけ主治医や当院内科の協力のもとに全身状態を把握し、必要に応じてモニター類の装着や点滴を行いながら安全な歯科治療を行っています。より重篤な疾患をもつ患者には短期入院での治療もおすすめしています。

2.障害をもった患者に対する歯科治療を行っています障害のために、開口や体位維持が困難な方の専門外来を設けています。全身麻酔下での歯科治療も行っていますので、患者に最適な治療法を提案いたします。

3.歯科恐怖症や嘔吐反射の強い患者に対して鎮静下歯科治療を行っています。

4.睡眠時無呼吸症候群に対するマウスピースを作成しています。

5.顕微鏡を用いた外科的歯内療法を行っています。

6.術期における口腔機能管理を行っていますがん患者などの全身麻酔下手術や、化学療法、放射線療法前後に、口腔機能管理を行うことで、術後肺炎や口腔内の有害事象の軽減が期待されています。2012年から周術期口腔機能管理として保険収載されました。当院では専門外来を設け、専任の歯科衛生士2名が入院、外来患者を担当しています。

7.救急医療体制が確立しています。
口腔顎顔面外傷と急性歯性感染症への対応に努めています。

8.歯科医師臨床研修施設として歯科研修医を受け入れています。
当院は臨床研修指定病院として認定を受けており、2018年までに15名の研修医が巣立っています。当院での研修目標は、歯科技術の習得だけでなく、他職種連携や病診連携をとおして歯科医師のもつ役割への理解を深め、生涯にわたり医療人として成長し続けることのできる土台作りにあります。

地域医療機関の先生へ

高齢化社会の進展に伴い、全身疾患を有する患者さんの歯科受診機会は増加しています。心臓疾患、脳・血管疾患、糖尿病、喘息、薬物アレルギーなど、歯科治療特に抜歯の際には十分に注意が必要です。

当科では、かかりつけ主治医や当院内科の協力のもと患者さんの全身状態を把握し、必要に応じて血圧計・心電図などのモニター類の装着や点滴を行いながら安全な歯科治療を行います。より重篤な疾患をもつ患者さんには短期入院での治療をおすすめしています。