診療科・センター・部門

救急科(救命救急センター)

概要・特徴

当院救命救急センターは、淡路島島内の2次、3次救急および災害医療体制の拠点として稼働しております。救急患者さんは救急科で初期診療をおこないますが、各科との連携も非常に積極的で緊急検査や手術に迅速に対応しております。また、コメディカルスタッフとの連携も円滑でストレスなく診療を担うことが可能です。
特に、重症循環器系疾患は100%当院に搬送されるので伝送心電図システムを用いた病着前の診断から、迅速な心血管治療を実施しております。
また、ドクターカー・ドクターヘリ連携により積極的な病院前の救急診療を展開しており、ER搬入後は、各科と連携し迅速なIVRおよび外傷治療を展開します。
当院は、臨床研修医教育にも力を入れており初期研修医は全員が2年次に3か月間救急科をローテートすることになりますが、軽症から重症まで幅広く救急症例を経験することができます。地域の救急医療事情にも精通し、「最後の砦」の一員としての自覚も芽生えます。医師として成長するうえで基礎となる貴重な時間を体得できます。また、災害拠点病院としてDMAT(災害派遣医療チーム)を有し日々訓練を重ねており来たるべき災害に対し備えております。

診療実績

受診患者の内訳(2021年1-12月)
救急車搬入台数(2018-2021)
年別出動件数(2018-2021)