手術支援ロボット「ダビンチ」

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手術支援ロボット「ダビンチ」

手術支援ロボット「ダビンチ」が導入されます

兵庫県立淡路医療センターでは、患者さんにより高度で安全な医療を提供するため、2023年7月より手術支援ロボット「ダビンチSi」を導入します。
「ダビンチ」による手術は、傷口が小さく、出血量も少ないことで、早期の社会復帰が期待できる等のメリットがあります。
個々の患者さんの病態に合わせて、最適な手術方法をご提案できるよう努めてまいりますので、詳細は、担当医までお尋ねください。

対象疾患

前立腺癌に対する前立腺全摘

明らかな転移の無い症例を適応としています。耐術能が許せば概ね80歳までが対象となります。ハイリスク症例に対しては拡大リンパ節郭清も行います。

子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮頸部異形成に対する子宮全摘術

2018年に子宮筋腫への手術にも健康保険適用になり、術後の痛み、傷あとも腹腔鏡下手術とほぼ同じになっています。人間の手以上の繊細な手術が可能となっています。
子宮をすべて摘出するため、子宮がんになることはありませんが、妊娠・出産の機能を失ってしまいます。また、子宮は女性ホルモンを分泌していないので、子宮全摘術をしても卵巣を残すことにより、更年期障害などを避けることができます。閉経前の方はできる限り卵巣を温存するようにしています。