診療科・センター・部門

形成外科

レーザー外来

生まれつきのあざや顔のシミ、ほくろ、外傷性色素沈着などはレーザーで治療することができます。レーザーは決まった色調に反応する光を高エネルギーで照射することであざやシミなどの色素病変を治療する機械です。
当院では青あざ(太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑など)やシミ、ほくろに対して有効なルビーレーザーと、赤あざ(単純性血管腫、乳児血管腫(いちご状血管腫))や赤ら顔(酒さ)、にきびなどに対して有効なVビームの両方を取り揃えています。特にVビームは島内で唯一となっています。

乳児血管腫(いちご状血管腫)と呼ばれる赤あざは、基本的にはVビームで治療をおこないます。しかし、部位(顔や手足など)や大きさによっては、小児科と連携してヘマンジオル®(プロプラノロール塩酸塩)の内服を行うこともあります。

盛り上がったシミやほくろはレーザーによる治療だけでは不十分なこともあります。その場合は、高周波メスで削り取ったりすることもあります。

保険が適応される治療方法の他、自費での治療方法などさまざまな治療法をご提案させていただきますので、お困りの際は一度ご相談ください。

左:イチゴ状血管腫、右:酒さ(赤ら顔)