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形成外科
きずあと(肥厚性瘢痕・ケロイド)
形成外科の診療対象は多岐にわたるため他の診療科と重なる部分もありますが、きずあとを専門とする科は他にありません。一般的に、きずあとのことを瘢痕、その場で膨らんだものを肥厚性瘢痕、もともとの範囲を超えて広がるものをケロイドといいます。また、きずあとにより周囲の組織が引きつれた状態を瘢痕拘縮といいます。
主な治療は
・ご自身で施行可能な貼り薬
・月1回程度の局所注射
・かゆみを軽減するレーザー(自費治療)
・手術
などがあります。
当院では2023年から術後の再発を抑える電子線照射を可能とする機器を導入しています。
ピアス、けがや交通事故、帝王切開などの手術、やけどなど、皮膚の下まで達した傷には必ずきずあとが残ります。しかし、目立つきずあとになるかは個人の体質や術後のケアで変わってきます。きずあとの治療には早すぎることも遅すぎることもありません。
もし、きずあとに関して気になることがあれば、お気軽にご相談ください。


ピアスホールから生じたケロイド(左:治療前、右:治療後)